やまざきブログ

大学とは専門が変わってしまって戸惑っている新米EV技術者が,失敗を恐れず前向きに実践を交えて勉強していきます!

これからカメラを買う人必見!これだけは知っておきたいセンサーサイズの話!

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この記事は2017.10.1時点での情報です。

 

こんにちは!やまざきです。イメージセンサーとか意味不明と思いますが,まずは落ち着いて下さい。正直少し難しいですが,とりあえずなんも考えずに読み進めましょう。無理だと思ったらそこで諦めましょう。そういうスタンスでいきましょう。

 

最近カメラが流行ってますね!写ルンですとかもね!!(今日は写ルンですの話ではありません

しかし,いざカメラを買いたい!と思っても,種類が多過ぎてどれを買えばいいか分からないですね。ちなみにいきなりショッキングな事実ですが,正直カメラの知識がない状態で(初めてのカメラで),自分にぴったりのカメラを買うのは不可能に近いです。

まじかよ?!って思うかもしれませんが,残念ながらまじです。けれどさすがに高い買い物,買って使って初めて分かる…では不親切過ぎるので,最低限失敗しないだけの知識(イメージセンサーの知識)を今日は伝えたいと思います。

イメージセンサーについてよく分からずデザインだけでオ〇ん〇スのカメラを買って後悔している人を良く見ます…)

 

まずカメラが欲しい!いい写真を撮りたい!と思ったらデジタル一眼を買いましょう!え?!そんな一眼ってプロが使うやつでしょ?!高いしデカいし邪魔だし…とか言ってはいけません。なぜって?コンパクトデジカメ(コンデジ)買うならスマホで十分だからだよ!!!詳しくは割愛しますが,2万以下のコンデジを買うくらいならスマホで十分どころかスマホの方がいいです。ほんとに。それに最近は安くて小さくて軽いデジタル一眼も沢山あります。(一眼レフとミラーレス一眼の違い?基本は一緒!今度書くから待って!)

一眼の最大の特徴,それは「ボケ」!!!!

ではなぜいい写真を撮るなら一眼なのか。それは「ボケ」るからです。はいどんっ

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どうですか?!いい写真感あるでしょ!!このいい写真感の正体は,滑らかな背景のボケなのです。恐らくカメラをこれから買おうと思っている人は,こういういい感じにボケた写真を撮りたいと思っているはず!このボケは一眼じゃないと作れません!

ちなみにボケないカメラで撮るとこうなります。はいどんっ

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ボケてないよね!ボケてないとどう見えるかというと,なんか全体的にごちゃついてない?強弱がないというか,どこ見ていいか分かんないよね。よく景色に感動してスマホで写真撮っても,なんだかコレジャナイ感がでるよね。それはボケが少なくてごちゃついて見えるからでは?!

そう,いい写真を撮るなら一眼を買うとハッピーです。

え?そんなことわかってる?高くて重くてゴツい邪魔なカメラを買えばそりゃいい写真が撮れるだろって?(大事なのはレンズだって?)

まあちょっと待て。実は高くて重くてゴツい邪魔なカメラの中にも,いい感じに「簡単に」ボケるやつと,なかなかボケないやつがあるんだ。今日はそれを言いに来た。ここからが本題だ。(レンズにもボケるやつとボケな…)

はっきり言おう。カメラには三種類いる。ボケるやつとボケないやつだ。

そう三種類いる。ボケる方から順に,

・フルサイズ(めちゃボケる)
APS-C(少しボケる)
マイクロフォーサーズ(あんまりボケない)

 

何のことか分からない?まあそういうな。逆に言うぞ。カメラにはこの三種類しかいない。(本当はもっと沢山いるが割愛してるんだぞ?フィルムカメラとかも無視だぞ?)だから3つだけ覚えればいいんだ。簡単だ。

薄々気付いているだろうが,この3つが何を表しているかというと,そうセンサーサイズだ。(え?センサーってなんだよって?知ってるだろセンサー,検知するやつだよ。分からん?君にもついているだろう?目だよ,目!景色を見ているそれだ。ちなみにこれね。カメラのセンサーは平べったい板状だ。

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カメラは景色を写すのだから,当然目が付いている。人間と同じだ。つまりセンサーサイズとは目の大きさだ。人間は目が大きいほどモテるが,カメラも同じだ。目(センサー)が大きいほどボケる。フルサイズが一番大きく,一番ボケる。マイクロフォーサーズは小さくあまりボケない。APS-Cは中間だ。名前の意味?ぐぐってくれ。

 (ちなみにセンサーサイズがどれくらい違うかということについては今度書くが,はっきり言って全然違う。フルサイズを1とすると,APS-Cは約0.4,マイクロフォーサーズは0.25だ。この数字が写真にどう影響するかというと難しいのだが,今はこれだけ覚えて欲しい。フルサイズはめちゃくちゃボケる!

じゃあじゃあそのフルサイズってのを買えばいいの?っと聞きたくなるだろう。答えはYESだ!(知っている。多くの記事では最初の一台にフルサイズは勧めない。

なぜボケて最高なのにフルサイズを勧めないのか?高いからだ。当然だ。いいものは高い。だから多くの記事ではフルサイズ最高としつつも,APS-Cコスパ高いのでおすすめ,と書かれている。

しかしだ。諸君はいい感じにボケたいい感じの写真を撮りたいんだろう?ボケないカメラを買っては本末転倒だ。だからはっきり言う。いい感じにボケた写真を撮るならフルサイズだ。さらに重要なことを言う。

フルサイズが一番安上がりだ。

え?!フルサイズは高いんじゃないの?そう高い。ボディは。しかし写真を撮るにはボディだけじゃなくレンズも必要だ。(ちなみにレンズ交換ができるカメラが一眼だ。)

ボディとレンズを合わせるとフルサイズがもっとも安上がりなのだ。なぜか。

フルサイズは安いレンズでもいい感じにボケる!

決してフルサイズのレンズが安い訳ではない。レンズには安いもの(~2万円)から高いもの(100万円~)まで千差万別だ。フルサイズの素晴らしきは安いレンズでも,というかどんなレンズでも,手軽にボケることだ。

例えばコスパ抜群のフルサイズ用レンズとして有名な

タムロン SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (Model A09)

 

3万円以下の格安レンズだ。何やら長い名前だが,「28-75mm F/2.8」というところだけ見てくれればいい。これは焦点距離(写る範囲)が28mmから75mmまで約2.7倍ズームができて,F値(ボケやすさ)が2.8ということだ。F値は小さいほどボケやすく,2.8だと結構ボケる。ちなみにこんな感じだ。

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どうだろう?これがF2.8のボケだが,正直びっくりでしょ?ここまでボケれば一眼を買った甲斐があるというものだ。これがたった3万円である。

ではAPS-Cのカメラでこのボケを出すには,どんなレンズを使えばいいのだろうか?

実は,現在市販されているもので2.7倍ズームができて,フルサイズでのF値2.8と同程度にボケるレンズというのは存在しない。辛うじて近いスペックなのが

シグマ 18-35mm F1.8 DC HSM

SIGMA 標準ズームレンズ Art 18-35mm F1.8 DC HSM キヤノン用 APS-C専用 210540

SIGMA 標準ズームレンズ Art 18-35mm F1.8 DC HSM キヤノン用 APS-C専用 210540

 

だ。実はAPS-C用のレンズをフルサイズと比較するには焦点距離を約1.5倍しなければいけない。なのでこのレンズのスペックは「27-52mm F1.8(フルサイズ換算)」だ。なんださっきのレンズよりF値が小さい!ボケるじゃないか!と思っただろう。多くの記事でもここまでしか記載ないことが多く,実は知らない人が多いのだが,APS-Cをフルサイズ換算するときは焦点距離だけじゃなく,F値も1.5倍しなければいけない。(正確には明るさに関してはフルサイズもAPS-Cも変わらないのだが,簡単のためにボケ感だけに着目して書く。)なのでこのレンズの換算スペックは「27-52mm F2.7(フルサイズ換算)」だ。このレンズ,なんと約7万円もするが,フルサイズ用のレンズにたいしてほーーっんの僅かに明るいものの,焦点距離は全然足りていない。もし焦点距離75mmを補おうと思ったら,もう一本50mmF1.8のレンズを買わなければいけない。これでは出費もかさむし,レンズの付け替えも必要だし,何より軽くて小さいからAPS-Cを選んだとしたら,レンズを余計に一本持たなければいけないなんて残念過ぎる。(ちなみに各社の50mmF1.8レンズの値段は最安のキヤノンで約1.5万円,他メーカーでは2.5万円近くする。)

 結局,フルサイズと同じズームと同じボケを得るためにレンズに8.5万円もかけなければいけない。フルサイズだったらたったの3万円で良かったのに。

今は標準ズームで話をしたが,もし望遠レンズや広角レンズ,単焦点レンズなんかを追加で買おうと思ったら,それぞれでAPS-Cの方が追加でお金がかかる。

(もちろん,そこまでボケを求めないorズームは諦めて単焦点を使う,などすればAPS-Cでも安くボケを得ることはできるが,依然としてコスパは悪い。レンズを買えば買うほどカメラにはまればはまるほどコスパは悪化の一途を辿る。そもそもAPS-C単焦点使っちゃうような人はボケを求めて遅からずフルサイズに移行するはずだ。 )

センサーサイズはマイクロフォーサーズでも概ね同じことが起こる。むしろマイクロフォーサーズAPS-Cよりもコスパが悪いどころの騒ぎではない。どんなにお金を積んでもフルサイズのボケ感を得るのは不可能に近い。(マイクロフォーサーズはフルサイズ換算が2倍になるので,F2.8のボケ感を出すためにはF1.4が必要になるが,F1.4のズームレンズは愚か単焦点すら殆どない。)

 

フルサイズのレンズを含めたコスパが高いのは分かって頂けただろうか?

え?フルサイズのボディが高ければ意味がない?ごもっともだ。ではフルサイズカメラのボディとはいくらなのだろう?

非常に人気の高いソニーのフルサイズミラーレス一眼α7iiがキタムラで約16万円。しかし今ならキャッシュバックキャンペーンで2万円戻ってくるので,実質14万円だ。欲しい。

光学ファインダーのついた一眼レフがいい人はニコンのD750がおすすめだ。こちらは約15.5万円で買えるが,プロでも使っている人の多いめちゃくちゃいいカメラだ。僕も欲しい。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D750

Nikon デジタル一眼レフカメラ D750

 

一方,APS-Cマイクロフォーサーズのカメラは安いものから高いものまで無数にあるが,大体ボディで5~8万円程度で入門~中級機が買えるだろう。

そうなるとフルサイズとの差額は6~9万円と言ったところだ。先ほどのレンズの話を思い出すと,いい感じにボケた写真を手軽に撮ろうと思ったら,標準ズームだけでフルサイズとAPS-Cでは5.5万円の差額が生じる。レンズ一本で5.5万円の差。つまりレンズを二本以上買おうと思っているならば,その時点でフルサイズの方が安くなる。はっきり言おう。レンズ2本なんて必ず買う。秒で買う。

レンズを2本以上買うならばフルサイズが安い

どうだろう。多少強引なところもあったかもしれないが,3種類のセンサーの中でフルサイズが一番安上がりなのが分かっていただけたであろうか。

さらにだ。フルサイズの良さは安上がりにボケるだけではない。暗いところでも写真が明るく綺麗に撮れるのだ!これもひとえにセンサーサイズが大きいから光を沢山受けれれるという理由に基づいている。

もう一度言おう。カメラには三種類いる。ボケるやつとボケないやつだ。そして一番ボケるフルサイズが結果的に安上がりで,いい感じに撮れる。あなたはフルサイズを買うと幸せになれる。

ちなみに言っていなかったが,フルサイズのカメラを出しているメーカーは3つしかない。(ペンタックス?なにそれおいし…)キヤノンニコンソニーだ。フルサイズを買おうと思うと,この三社から選ぶことになるが,正直三社とも違ってみんないい。先ほど書いたソニーのα7ii,ニコンのD750に加えて,キヤノンではEOS6Dか出たばかりEOS6Dmark2が候補にあがる。これらについて解説するととても深く長くなるので簡潔に書くが,僕だったらニコンD750を買う。しかしソニーの新型α7iiiが発売されるまで待てるのであればα7iiiを買うかもしれない。難しい。

APS-Cを出しているメーカーは上記三社に加えフジフィルムだ。フジフィルムは面白い。

マイクロフォーサーズオリンパスパナソニック。この二社はレンズも共有している。)

 

一方で,そうはいってもやはりAPS-Cマイクロフォーサーズが合っている人もいるんですよね。

APS-Cマイクロフォーサーズが合っている人

・デザイン重視な人

・ボケ感はいらないけど,昼間に高解像度な写真が撮りたい人

・お金はないけど,とにかく一眼に触ってみたいので試しに買いたい人

(軽い!というのをAPS-Cマイクロフォーサーズのメリットとする人多いですが,正直そこまで変わりません。)

これだけフルサイズを推しておいて,実は3番目みたいな人が一番多かったりすることも分かっているんです。なので,そんな人におすすめのカメラとレンズも準備しまし…しようと思ったんですけど,考えれば考えるほどやっぱフルサイズの方がいいですね。フルサイズ買いましょう。

 

結論:カメラを買うならフルサイズ

 

マウスコンピューターで高性能パソコンを5,616円以上安く買う方法!

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こんにちは。やまざきです。

(この記事は2017/04/15が最終更新日です)

 

今日は,乃木坂46のCMで一気に認知度の上がったBTOパソコンメーカーである「マウスコンピューター」(以下:マウス)で,パソコンを結構安く買う方法を教えます。因みにこれ,よくある会員登録者限定!とか,アンケートに答えて!とかいういかがわしくて面倒くさいやつでは決してないので安心して下さい。マウスの注文サイトの特性を上手く利用して賢く買う方法論です。僕は趣味で写真を撮るので,写真編集用に新しいパソコンが欲しくなり,1日中マウスのサイトと格闘して得た知見ですよ!

BTOパソコンとは?

そもそもBTOパソコンとは何か知らない人も多いかと思います。BTOとは「Build to Order」の略で受注生産を意味します。つまりBTOパソコンとは注文時にパソコンのスペックをある程度指定できる半オーダーメイドパソコンだと思って下さい。電気屋さんでパソコンを買おうと思うと,決まったスペックのモノしか選べないですが,あとちょっとだけHDDの容量を増やしたい!とかOSはSSDに入れたい!とか,そういう痒い所に手が届くのがBTOパソコンのいいところですね。

ちなみにBTOパソコンメーカーは沢山ありますが,僕が今回マウスを選んだのはCMが可愛かったからです(てか全メーカー比較するのがめんどかった)。CMって偉大ですね!

そもそもマウスでパソコンを買う方法は?

 本題に入る前に,まずはマウスのパソコンを買う方法を知りましょう。ということでマウスのホームページに行ってみましょう!するとこんな画面が現れます。

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上の方のグレーのタブには「デスクトップPC」「ノートPC」「ゲームPC」「クリエイターPC」…と非常に沢山のパソコンが並んでいます。全部説明すると大変なので今回は僕の購入したパソコンを例に説明していきますね!

僕が買ったのは「クリエイターPC」です。ではクリエイターPCのタブをクリック!

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キャンペーン情報や紹介サイトの広告が上に現れ,下の方には「DAIVおすすめデスクトップパソコン」の文字が(DAIVはクリエイターPCの総称です。)マウスはBTOメーカーなのでパソコンのスペックはある程度自分で選べるのですが,その大枠となるベースモデルがいくつかあって,それをおすすめとして表示しているのですね。実際に注文するときはこのベースモデルを元に好きな構成に変えていきます(もちろんその分値段は変わります。)ベースモデルの値段は129,800から279,800円と幅広いですが,違うのは主に以下の4つで,

CPU:パソコンの計算速度を決める

メモリ:一度にどれだけ計算できるか決める

記憶媒体:HDDやSSDなどデータを保存しておく場所

GPU:グラフィックボードと呼ばれることも多い,主に画像処理に使われるCPU

の性能です。それぞれの詳しい説明はggrk…ググればいくらでも出てくるのでそちらに任せます。今回僕は写真編集用のパソコンが欲しいので,以下のスペックで購入しようと思います。

CPU:Intel core i7-7700k

メモリ:16 GB

記憶媒体SSD 480 GB + HDD 3 TB

GPUGeForce GTX 1050

これに光学ドライブとカードリーダーなどをオプションで追加します。

(写真編集はCPUが命なんだけど,最近は編集ソフトがGPUに対応してきたので試しにGPUも搭載してみました。GPUは高い…)

 

それでは注文なのですが,よく見てみるとおすすめはGPUの性能ごとに分かれていました。なので僕はGeForce GTX 1050搭載の129,800円のやつをカスタマイズしていきたいと思います。こちらのベースモデルスペックはCPU: i7-7700, メモリ: 16 GB, SSD 240 GB, HDD 1 TBです。では,モデルのアイコンをクリック! 

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 すると上記のように,CPUなどを選択する画面と現在の値段が表示されます。パーツごとに欲しいものを選択して自分好みに仕立て上げていきましょう。クリックひとつでできるし,金額もすぐ反映されて分かりやすいので,非常に快適で誰でもできると思います。という訳で先ほどの僕の所望のスペックを反映すると…

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 177,984円になりました!

高額なものを買うと消費税が痛いですね…そういえばいつから消費税は10 %になるんでしたっけ?

ここからが本題!安く買うには具体的にどうする?!

そう本題は安く買う方法でした。うっかりマウスでパソコンを買う方法!っていう記事になるところでした…。

もう気付いたかもしれませんが,ベースモデルを選んでそれをカスタマイズする,という注文方法だと実は全く同じスペックを構成するのに異なるベースモデルを選ぶことが可能になるんです。先ほどベースモデルはGPUごとに分かれているといいましたが,下位のGPUのベースモデルを選んで,GPUだけを上位に変更するということも簡単に出来てしまいます。

という訳で試しに129,800円のGeForce GTX 1050のベースモデルをカスタマイズして144,800円のベースモデルと同じ構成を選んでみると,なんと150,400円になっちゃいました…危ない危ない,知らなければ損するところです。。。ん?てことは逆に安くなるパターンも存在するんじゃないの?!

そうなんです!ポイントはここで,ベースモデルの選び方とカスタマイズの仕方で同じスペックでも安く買えるんです!

って訳で片っ端にベースモデルを変えて如何に安く買えるかを検証しました!

最安は172,368円!+ おまけも付いた!

どうですか?!安くなりましたよ5,616円も!!え?意外と変わらない?1円を笑うものは1円に泣きますよ!!

今回最安だったベースモデルはちょっとずるいですが,さっきのおすすめモデルの中には無くて,画面をずっと下に行った所にひっそりと佇んでいた「RAW現像向けPC」という奴です!そう,なんと元々の写真編集という目的にぴったりのやつがちゃんと用意されていたのでした。しかし侮るなかれ,このRAW現像向けPCの中にも更に複数のベースモデルが用意され,間違ったものを選ぶとかなり高額になってしまったりするんです。 ちなみに最安だったのは144,800円のベースモデルで,最初からi7-7700kやSSD 480 GBなどが盛り込まれている代わりにHDDが搭載されていません。でもcpuやSSDのがHDDより高額なんで結果的に安くつきました。加えてHDDを外付けできるリムーバブルケースが組み込まれてきます。なんとお得!

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という訳でマウスコンピュータでパソコンをそこそこ安く買う方法を紹介しました。今回は具体例として僕の購入したスペックを紹介しましたが,どんなスペックにするにせよベースモデルの選び方とカスタマイズの仕方によって値段は結構変わると思います。みなさんもマウスでパソコンを購入する際は,色々なパターンを試して最安の構成を探してみて下さいね!

 

ちなみにDAIVからマザーボードのグレードを落としてUSB3.0の数を減らしたベースモデル(プロダクトアワード受賞モデル)を僕の購入スペックにカスタマイズした構成だと,さらに安く163,188円で買えます(僕はUSB3.0が欲しかったのでDAIVにしました。)このモデルはGPUをグレードアップしても格安で,GeForce GTX 1060にしてもたった5,000円アップで構成できます(他のベースモデルだと15,000円アップ。)USB3.0にこだわらないで写真編集用高性能PCが欲しい場合は,この構成が圧倒的コスパで最高だと思います。

 

今回は半日以上かけていろいろな構成を探りましたが,半日あれば5,616円くらい稼げたよね…

回生協調ブレーキを学ぶ!

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こんにちは!やまざきです。最近の車の話をします。

(2017/04/13に最終更新した記事です。)

回生協調ブレーキってご存じですか?

回生ブレーキなら聞いたことがあるかもしれません。ブレーキを踏むと電気を充電できる,プリウスのようなハイブリッドカーに搭載されている先進的なブレーキです。

 では協調って?

そもそも,プリウスには回生ブレーキの他にも油圧ブレーキという,いわゆる普通の車についているブレーキもついています。

そうです。その油圧ブレーキと回生ブレーキが「協調 」しているのです。この協調についてトヨタのホームページに解説がありました。

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つまりどういうことかというと,ブレーキを踏んで止まりたいときに,その止まる力を油圧ブレーキと回生ブレーキの足し合わせで得る,という訳です。

なるほど!さすがトヨタのホームページ。あっさり解決,理解できました!本日の投稿はこれでおしまい!っていやいや,それじゃあ全然「協調」してないじゃん!

トヨタの説明は油圧と回生の個人プレーでも成り立つ

そうなんです。上の図って,ドライバーによるブレーキ操作に対して油圧ブレーキと回生ブレーキの割合をあらかじめ決めておけば成立する訳であって,それって個人プレーでもいいよね?ブレーキ10踏まれたら油圧さんは7,回生さんは3働いてくれればやり方は個人で好きにどうぞ!的な。それって「協調」って言えるの?

そこのところを詳しく書いた記事って実は全然ないのよ。そこで今日は私がざくっと解説します!

 

困ったときに助けてくれるのが「協調」

そもそも「協調」って言うくらいだから助け合ってナンボな訳です。じゃあどんなときに助けなきゃいけないのかというと,回生ブレーキが効かないときです。回生ブレーキ電気を発電するときの抵抗を止まる力に変える装置なので,発電できないときには止まる力を発揮できません。じゃあ発電できないときってどんなときなのよ?というと,これは車ごとのシステムによって違ってくるのですが,代表的なのは次の二つです。

ひとつ目は「駆動用電池が満タンなとき」

ハイブリッドカーや電気自動車には,モーターを動かす大出力の駆動用電池が必ず搭載されていますが,これが満タンのときです。イメージできると思いますが,電池が満タンだったら発電した電気を送るところがないですよね。それでも発電して電池に電気を無理やり送り続けると,電池が電気を溜め込みすぎて劣化(下手すると発火)してしまいます。だからあえて発電しないように制御しているのです。そんなときは当然回生ブレーキは効きません。

二つ目は「めっちゃ寒い日」

こちらは意外と知られていないのですが,ハイブリッドカーや電気自動車,そしてみなさんが持っているスマホやPCに使われているリチウムイオン電池は,寒い日にはめっちゃ性能が落ちます。正確には「性能を落として使わないと電池が劣化しちゃう」のです。だから電池温度が低いことを検出すると,あえて電池に電気を流さないように制御しています。そうするとひとつ目と同様に発電した電気の行き場がなくなってしまうので,回生ブレーキは効きません。

 

回生ブレーキが効かないときは油圧ブレーキが沢山効く! 

つまり上の二つの状況のどちらかが起きているときには,回生ブレーキが効かない分,油圧ブレーキが頑張らないと,ブレーキを踏んでも車が止まらなくなってしまいます!それではとっても困るので,回生ブレーキが働かないときには油圧ブレーキを多めに効かせて十分な止まる力を発揮してあげるのですね!まさに「協調」!

これが回生「協調」ブレーキのほんとのところです!スッキリしましたか?

 

え?回生ブレーキばっかり助けて貰って油圧ブレーキは全然助からないから「協調」じゃなくて,一方的なサポートだって?

いえいえそんなことないんです。回生ブレーキが助けて貰うのは困ったときだけ。でも油圧ブレーキは常に回生ブレーキに助けて貰っています。ガソリン車だったらひとりで頑張らないといけないところを,回生ブレーキに普段から助けてもらうことで,ブレーキパッドやブレーキディスクの減りが少なくなって,交換頻度が減らせるんです。これは車だけじゃなくてお財布にも優しいですね!もはやブレーキとお財布の「協調」です!

 

そんな訳で回生「協調」ブレーキのほんとのところについてお話しました。現在ハイブリッドカーや電気自動車に乗っている人,これから買おうと思っているあなたへの参考になれば幸いです。

※ちなみに回生「協調」ブレーキがついていないハイブリッドカーや電気自動車もあるので注意してね!そういう車は危険かと思うかもしれないけど,別のアイデアだったり考え方で,協調しなくても大丈夫なように設計されているはずだよ!回生協調ブレーキは非常に高価なシステムなので,車両価格は当然高くなります。実はついていない車の方がお得だったりして…笑