マウスコンピューターで高性能パソコンを5,616円以上安く買う方法!
こんにちは。やまざきです。
(この記事は2017/04/15が最終更新日です)
今日は,乃木坂46のCMで一気に認知度の上がったBTOパソコンメーカーである「マウスコンピューター」(以下:マウス)で,パソコンを結構安く買う方法を教えます。因みにこれ,よくある会員登録者限定!とか,アンケートに答えて!とかいういかがわしくて面倒くさいやつでは決してないので安心して下さい。マウスの注文サイトの特性を上手く利用して賢く買う方法論です。僕は趣味で写真を撮るので,写真編集用に新しいパソコンが欲しくなり,1日中マウスのサイトと格闘して得た知見ですよ!
BTOパソコンとは?
そもそもBTOパソコンとは何か知らない人も多いかと思います。BTOとは「Build to Order」の略で受注生産を意味します。つまりBTOパソコンとは注文時にパソコンのスペックをある程度指定できる半オーダーメイドパソコンだと思って下さい。電気屋さんでパソコンを買おうと思うと,決まったスペックのモノしか選べないですが,あとちょっとだけHDDの容量を増やしたい!とかOSはSSDに入れたい!とか,そういう痒い所に手が届くのがBTOパソコンのいいところですね。
ちなみにBTOパソコンメーカーは沢山ありますが,僕が今回マウスを選んだのはCMが可愛かったからです(てか全メーカー比較するのがめんどかった)。CMって偉大ですね!
そもそもマウスでパソコンを買う方法は?
本題に入る前に,まずはマウスのパソコンを買う方法を知りましょう。ということでマウスのホームページに行ってみましょう!するとこんな画面が現れます。
上の方のグレーのタブには「デスクトップPC」「ノートPC」「ゲームPC」「クリエイターPC」…と非常に沢山のパソコンが並んでいます。全部説明すると大変なので今回は僕の購入したパソコンを例に説明していきますね!
僕が買ったのは「クリエイターPC」です。ではクリエイターPCのタブをクリック!
キャンペーン情報や紹介サイトの広告が上に現れ,下の方には「DAIVおすすめデスクトップパソコン」の文字が(DAIVはクリエイターPCの総称です。)マウスはBTOメーカーなのでパソコンのスペックはある程度自分で選べるのですが,その大枠となるベースモデルがいくつかあって,それをおすすめとして表示しているのですね。実際に注文するときはこのベースモデルを元に好きな構成に変えていきます(もちろんその分値段は変わります。)ベースモデルの値段は129,800から279,800円と幅広いですが,違うのは主に以下の4つで,
CPU:パソコンの計算速度を決める
メモリ:一度にどれだけ計算できるか決める
GPU:グラフィックボードと呼ばれることも多い,主に画像処理に使われるCPU
の性能です。それぞれの詳しい説明はggrk…ググればいくらでも出てくるのでそちらに任せます。今回僕は写真編集用のパソコンが欲しいので,以下のスペックで購入しようと思います。
メモリ:16 GB
これに光学ドライブとカードリーダーなどをオプションで追加します。
(写真編集はCPUが命なんだけど,最近は編集ソフトがGPUに対応してきたので試しにGPUも搭載してみました。GPUは高い…)
それでは注文なのですが,よく見てみるとおすすめはGPUの性能ごとに分かれていました。なので僕はGeForce GTX 1050搭載の129,800円のやつをカスタマイズしていきたいと思います。こちらのベースモデルスペックはCPU: i7-7700, メモリ: 16 GB, SSD 240 GB, HDD 1 TBです。では,モデルのアイコンをクリック!
すると上記のように,CPUなどを選択する画面と現在の値段が表示されます。パーツごとに欲しいものを選択して自分好みに仕立て上げていきましょう。クリックひとつでできるし,金額もすぐ反映されて分かりやすいので,非常に快適で誰でもできると思います。という訳で先ほどの僕の所望のスペックを反映すると…
177,984円になりました!
高額なものを買うと消費税が痛いですね…そういえばいつから消費税は10 %になるんでしたっけ?
ここからが本題!安く買うには具体的にどうする?!
そう本題は安く買う方法でした。うっかりマウスでパソコンを買う方法!っていう記事になるところでした…。
もう気付いたかもしれませんが,ベースモデルを選んでそれをカスタマイズする,という注文方法だと実は全く同じスペックを構成するのに異なるベースモデルを選ぶことが可能になるんです。先ほどベースモデルはGPUごとに分かれているといいましたが,下位のGPUのベースモデルを選んで,GPUだけを上位に変更するということも簡単に出来てしまいます。
という訳で試しに129,800円のGeForce GTX 1050のベースモデルをカスタマイズして144,800円のベースモデルと同じ構成を選んでみると,なんと150,400円になっちゃいました…危ない危ない,知らなければ損するところです。。。ん?てことは逆に安くなるパターンも存在するんじゃないの?!
そうなんです!ポイントはここで,ベースモデルの選び方とカスタマイズの仕方で同じスペックでも安く買えるんです!
って訳で片っ端にベースモデルを変えて如何に安く買えるかを検証しました!
最安は172,368円!+ おまけも付いた!
どうですか?!安くなりましたよ5,616円も!!え?意外と変わらない?1円を笑うものは1円に泣きますよ!!
今回最安だったベースモデルはちょっとずるいですが,さっきのおすすめモデルの中には無くて,画面をずっと下に行った所にひっそりと佇んでいた「RAW現像向けPC」という奴です!そう,なんと元々の写真編集という目的にぴったりのやつがちゃんと用意されていたのでした。しかし侮るなかれ,このRAW現像向けPCの中にも更に複数のベースモデルが用意され,間違ったものを選ぶとかなり高額になってしまったりするんです。 ちなみに最安だったのは144,800円のベースモデルで,最初からi7-7700kやSSD 480 GBなどが盛り込まれている代わりにHDDが搭載されていません。でもcpuやSSDのがHDDより高額なんで結果的に安くつきました。加えてHDDを外付けできるリムーバブルケースが組み込まれてきます。なんとお得!
という訳でマウスコンピュータでパソコンをそこそこ安く買う方法を紹介しました。今回は具体例として僕の購入したスペックを紹介しましたが,どんなスペックにするにせよベースモデルの選び方とカスタマイズの仕方によって値段は結構変わると思います。みなさんもマウスでパソコンを購入する際は,色々なパターンを試して最安の構成を探してみて下さいね!
ちなみにDAIVからマザーボードのグレードを落としてUSB3.0の数を減らしたベースモデル(プロダクトアワード受賞モデル)を僕の購入スペックにカスタマイズした構成だと,さらに安く163,188円で買えます(僕はUSB3.0が欲しかったのでDAIVにしました。)このモデルはGPUをグレードアップしても格安で,GeForce GTX 1060にしてもたった5,000円アップで構成できます(他のベースモデルだと15,000円アップ。)USB3.0にこだわらないで写真編集用高性能PCが欲しい場合は,この構成が圧倒的コスパで最高だと思います。
今回は半日以上かけていろいろな構成を探りましたが,半日あれば5,616円くらい稼げたよね…